どうして”彼女”は怒るのか
今日はメンヘラに振り回されて困っている周りの人向けに書く。
メンヘラ理解のために活用して欲しい。
メンヘラはよく怒っている。
怒る対象はいくらでもあって、
自分がフッたはずの元カレ
自分をいじめるクラスの奴ら
頼んでもいないのに自分を産んだ親
自分の思う通りの返事をしない形だけの友達
そして、大っ嫌いな自分自身。
とにかくいつも怒ってる。
場合によっては、自分が生きているこの世界自体を呪っているかもしれない。
たぶん周りの人間は、なんでこいつはこんなに不満だらけなんだと思ってる。
もしかしたら、こいつといるとネガティブになるから嫌だなとか思ってるかもしれない。
だからそもそもなんでそんなに怒ってんのって話をしていこう。
前提として、人が怒るってのはどういうことだろう?
どういうときに怒るだろう?
だいたい怒るときってのは不満があるときだ。
じゃあ不満があるってどういことかというと、不満は自分の思い通りにならない時に出てくるものだ。
そして思い通りにならないってことはどういうことかというと、「こうしたい」もしくは「こうしてほしい」っていう希望とか期待とかがあって、それが叶わないってことだ。
つまり、人が怒るときってのは、その人の希望が叶わないときだといえる。
自分の願いが叶わないときは、人間大なり小なり傷つくもんだ。
だから怒りという感情の裏には「どうして俺の思い通りにならないんだ!」「私は傷ついてるんだ!」「理解しろ!」っていう気持ちがある。
俺は昔コールセンターで働いてたことがあるのだが、当時お客さんがキレてるときにはとりあえず「気持ちを害してしまっ申し訳ありません」「私はあなたの気持ちを理解していますよ」っていう姿勢を取ればだいぶ落ち着いてくれた。
話を本題に戻そう。
上記の話を元にすると、メンヘラも怒っているから希望や期待が叶わなくて傷ついているってことになる。
そう。
メンヘラは傷ついているのだ。
心のなかではあなたの言動に一喜一憂し傷ついている。
だからその傷が怒りとなって現れる。
一度爆発すると、もう止まらなくなって「もう会いたくない」とか「大嫌い」とか言い出すから大変だ。
ただ、メンヘラの中ではこうなったときのあなたは期待を裏切った人ということになる。
メンヘラは裏切られることが嫌いだ。
依存しやすく、期待が過剰になる分裏切られたときの傷も大きくなるからだ。
だから、そこから否定が始まる。
「期待なんてしなければ裏切られないし、そもそもが価値が無いものに裏切られることなんてない。」
「そうだ!最初から価値なんか無かったことにしてしまえばいいんだ。」
あなたを否定するメンヘラの脳内ではこんなことが起こっている。
こういった依存と否定の一連の流れは、「理想化」と「こき下ろし」と言われる。
普通に幸福に生きてきた人には一見すると分からないかもしれないが、
メンヘラにもメンヘラなりの行動原理がある。
理解はできなくとも、そういうものなんだという受け止め方をしてあげると少しは関係もマシになるかもしれない。
まとまりのない文章になってしまったから、また再構成してアップするかも・・・。